ネイションズへGO!!
…そんなわけで、Road to Erneeなのだ。
ナニを唐突にって感じではあります。
藤沢のあと、久々にオフ会をやりました。タカーキ画伯を引っ張り出す企画のハズが、なんか、タカーキに引っ張りだされたという感じのオフ会でした。だって画伯の方が、日常生活が全然アクティブなんだもん。でも、楽しかったっす。池袋パルコの屋上の一角が、いきなりモトクロスワールドになった夜でした。
ところが、その日以来、全然モトクロスじゃない日々を過ごしていたわけです。人間的にもすっかり腐ってしまって、もうダメダメ。なもんで、気分転換というか、自分のモチベーションを無理やり高めるために、心をネーションズに向けてみた次第。1度はネイションズ行ってみたいと思ってる方に、多少なりとも「へぇ~、こんな行き方もあるんだ。」程度の参考になればと思ってます。
そんなわけでネイションズ。ネガな話はfulmineさんがズバリ書いてくれてるので、そっち読んでください。念のためトラックバックもしておきます。ほんとその通りだと思います。でも、決まった以上、日本代表チームを応援し、みんなに伝えるのが仕事だと思っているので、前向きに行きたいと思ってます。そっ、前向きにErneeに行くのだ。
前向きにと行っておきながら振り返ると、最初のネイションズ取材は96年のスペイン大会でした。榎本、川島、小田切が出た大会。思えばあれが初の海外経験で、あれ以来ネイションズにハマッたと言っても過言ではない。まっ、完全にハマッたのは、翌年のベルギー大会なんですけどね。まぁ、それは追い追い。
以来、ネイションズだけは欠かさず取材してきたわけです。途中アメリカのナショナルやらベテランズレースやらアマチュアレースやらいろいろ足を運んだけど、ネイションズだけはナニがどうあろうと行きたいと思っているのでした。そんくらい素晴らしい大会だし、元気になれるレースなのだ。
ちなみに、全日本取材はもちろん、海外遠征に関しても、ボクの場合全部自腹なわけです。周り見ると、編集部の取材費とか、会社の金とか、協会の予算で来てる人がほとんどなんですけどね。ウチは完全自腹。佐藤敏光お父さんもたぶん自腹。あと、ネイションズに関しては、モトクロス委員の田中さんとか、百井さんとか、吉村さんもたぶん自腹だな。太一さんはスズキのゼネラルマネージャー的立場だし、そもそも社長さんだから、会社かも。まっ、人のことはどうでもよくて、ボクの場合は完全自腹。なので、できる限り安く行くことにしてるし、そうしないと行けないのでした。
でね。フツー、海外、それもヨーロッパなんていうと、20万とか30万かかると思ってません? そりゃま、「ロンドン~パリ~ローマ8日間の旅」とかだとそんくらいになるんでしょうけど、レース見に行くだけなら、意外と安いです。ヨーロッパでさっきの値段の半分ぐらい。ざっとだけどね。でも、大概の人は、ボクの旅費聞くと「往復?」とか聞いて来るから、やっぱ安く行ってるんだと思う。
その当たりのことを報告がてら書いていくつもり。
まずは、ホテル予約しました!! わはははは、スゴイ。ナニがって、ヨーロッパ、アメリカ、タイに行くときでさえホテルなんて予約したことなかったもんね。いつも行き当たりバッタリ。それでなんとかなって来たけど、今回は思うところがあって、ホテル予約した。ただし、金曜と日曜日のみ。2泊分だけ。そもそも何日の予定で行くか決まってないしね。とりあえず、現地での寝場所を確保したってとこです。
肝心の土曜日はって? そんなもんパドック泊に決まってるじゃないですか。これまでもネイションズのときは何度かパドックに宿泊してたんです。だって、世界中のモトクロスファンがそこに集まってキャンプしてるんだもん。わざわざ会場離れてホテルに泊まる意味がワカランじゃないですか。07ベルギーは佐藤家のキャンパーのサイドウォーニングの下にテント張ったし、08イギリスは雨の中成田家の両親とキャンプした。09ブラジルはホテルだったけど、00年のフランス大会も土曜日はパドックでキャンプしました。01は9.11でお休み。02ドタキャンのアメリカはモーテルだったけど、03ベルギー(MC-JAPANにコラム書かせていただきました。そっちもぜひみてください。)は車中泊でした。04オランダは友達と一緒だったので、たまたま空いてたホテルに飛び込み宿泊。そんでもって、今年は基本に戻ってパドック泊を決行する予定。
ちなみにホテルったって、3人まで泊まれて1晩25、26ユーロ。もともとバックパッキングとかユースホステルとか安上がりな旅行は彼らの文化ですからね。そんなホテルもあるのです。
てなわけで、Road to Ernee キャプチャー1「ホテル予約したぞ(2泊だけ)」でした。なんだよそれって言わないで(笑)。ボクにしては画期的なことだし、大きな一歩なんだから…。以上、今後も続く予定。