シャクゼントシナイ

最終戦だ。
今シーズンの総決算。来シーズンさらにステップアップするための踏み台。MXINGに寄せられたライダーのコメントもそういう内容が多かったけど、自分はと言えば相変わらずグズグズ、ダラダラと惰性で流されてきちゃったから、せめて最終戦は、とにかく全力で頑張ろうと思う。きっと悔いは残っちゃうだけどね。
いつもの「MFJモトクロス委員会へのご意見募集」をスタートさせた。このところの流れである程度予想はしてたけど、MFJに対する批判というか、愚痴が次々投稿されてくる。
みんな、MFJをどう思ってるんだろうか。あるいは、こう思われてるってことがある程度分かるだけでも意味はあるのかな。
もちろん誰もがモトクロスのことを考えて投稿してくれてるわけだし、どれも貴重な意見なんだけど、愚痴ったってなにも改善はされないと思う。結局どういうアクションを起こすかだと思うんだけど、難しいなぁ。せめて、険悪なムードが、小さいけど大事なはずの意見を押しつぶしてしまうことがないように祈るばかり。祈ってちゃダメか。ダメだな。
最終戦を前にして、ライダーのブログはゴルフに関する話題が多い。最終戦の翌日にライダーが企画したコンペがあるせいだと思う。何か新しいことを始めたり企画したりするっていうのは、きっといいことなんだと信じたい。ただ、ボクはゴルフというスポーツが未だによく分かってないというか、ステレオタイプの偏見があって、これがまたどうも釈然としない。
偏見っていうのは、片一方はめちゃめゃちアスリートなスポーツなのに、その底辺を支えているのが、いわゆる接待ゴルフに代表されるみたいな、会社というか組織の人間関係の保持に結びついたイメージ。でもそういう底辺が日本でおそらく最大のプロスポーツ市場を支えているんだよね、たぶん。
そんなの日本だけなのかもしれないけど、なにしろ会社とか組織とかにほとんど拘束されず、というか関わることすら出来ずに生きていたから、余計にそのイメージにコンプレックスを覚えるのかもしれない。ライダーだって組織というか、メーカーやスポンサーという会社と強く関わって存在しているわけだから、実は当たり前のことなのかもしれないけど、だからこそ釈然としない。
賞金総額数百万を謳ったチャリティレースの最終的な募金額が実は十万円だったという事実も踏まえて、そのイベントがどれくらいのお金を集めるのかわからないけど、チャリティの対象にされたライダーは果たしてそのお金を受け取って喜ぶんだろうか。それも釈然としない。
「去年まではシーズン中でも、食事のときにワインをグラスで飲むぐらいはしてたんだ。でも今年はそれも我慢している。」5月にインタビューしたときのエバーツの言葉。最後まで誰よりも速く、強く走り抜けようとして、実際にそれをやり遂げたライダーの姿をみて来たから、余計に釈然としない。
結局愚痴ってるな。とにかく最終戦、頑張ろう。頑張れ。


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