【JMX】MFJ MOTO AWARDS 2018

12月15日土曜日に都内千代田区の日経ホールにおいて、MFJの年間ランキング認定式「MFJ MOTO AWARDS 2018」が行われました。

冒頭の挨拶で、大島会長より「ロード、モトクロス、トライアルのライセンス数保持者がいずれも減少している」との報告がありました。「モトクロスに関しては、8戦から早期に9戦に戻す。2スト125を何戦か開催して初心者、ベテランの参加を促す」との言葉も。
新たにHALL OF FAMEが設立されて、高橋国光、伊藤光男両氏が初の殿堂入りを果たすなど、シーズンエンドに相応しい華やいだムードの式典ではありましたが、どのクラスも一強になってしまっていること、また個々のライダーに来シーズンの体制等を聞くと、当然ながら厳しい状況のようで、活性化の対策等々具体案を、もっと明確に提示して欲しかったなというのが正直な感想でした。

モトクロスに関しては、古賀太基選手が「来季AMA MXにフル参戦する」こと。能塚智寛選手が来季「ヨーロッパ選手権250への参戦を足掛かりにMXGPへの復帰をめざす」こと。畑尾樹璃選手が「全日本LMXを卒業し、ウィメンズ世界選手権にチャレンジする」こと。「全日本の承認競技としてSUGO、名阪で開催される2st125クラスは、単なるエントリー数の確保が目的ではなく、若手にも門戸を開いて、ベテランの胸を借りるようなイベントにしたい」等々、前向きな報告もいくつか聞くことができましたが、全日本は9戦ではなく関東、近畿各2戦の10戦をめざして欲しいし、エンデューロに流れてしまったライセンス人口を取り戻すべく、エントラント、ファン双方に魅力あるイベントにシフトチェンジして欲しいなと強く感じました。

ともあれライダー、チーム関係者、運営スタッフ、そしてファンのみなさまお疲れさまでした。
来シーズンも頑張りましょう。今シーズンもありがとうございました。

MXING & MXING+PLUS
木田 淑


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