【世界へ!】 MXoN日本代表チーム & WMX & ジュニアワールドMX
今年1回目のMFJモトクロス委員会が終了しようかという時刻だ。後日発表される議事録を読むと、現状の問題点の討議、次年度へ向けての提案が行われ、秋の終わりの第2回委員会で、それらが採択、もしくは継続審議されるというのが、委員会の大まかな流れのように思う。第2戦関東大会で発生した死亡事故、エントリー台数の減少、スタッフ確保の難しさ…。山積する問題をどう打開していくのか。出席委員の苦労が推し量られる。
そんな中で、個人的に気になっているのはモトクロス・オブ・ネイションズ日本代表チームの承認。全日本モトクロス第5戦神戸大会の開催前に、現地で選抜会議というかミーティングが行われた。そこで決定されたのは、IA1ランキング上位2名とIA2ランキング上位1名という選抜方法。つまり成田、平田、能塚+補欠としてMXGPに参戦中の山本の名が上がったと聞いている。選抜されたライダーは、所属チーム、メーカーと話し合い、出場のためのサポートを取り付け、出場の意志を選考委員に伝え、その承認が今日(21日)の委員会で行われたはずだ。
これは噂のレベルで確証はないが、成田、能塚は出場の意志を示しているとのこと。一方で、平田は出場を辞退したらしい。となると山本が繰り上がり、日本代表チームは成田、能塚、山本のホンダ3名に落ち着くのだろうか。全員がホンダというのは、2000年に日本代表がベストリザルトの6位をマークしたフランス大会(高濱、成田、熱田)以来だと思う。これまではいくつかのメーカーが費用を分担する形でチームを支えてきたのだが、あるメーカーからは、例え一名でもシーズン中にイレギュラーな予算を確保するのは大変だという話が聞こえていた。ホンダは大変だろうなと思う一方で、ホンダだからこそ可能な気もしている。
個人的には山本、富田、能塚のラインナップを想像していた。富田の怪我でそれは実現不可能となったが、代わりに成田が出てくれるのなら、間違いなく現在の日本の最強チームだと思う。成田と山本を比較して山本の成長を確認できるのも楽しみだし、能塚のスピードが世界を相手にどれくらい通じるかも楽しみ。また、成田が持ち込むであろうマシンは、世界中がデビューを待ちわびているだろうエレクトリックスターターを採用したCRFの先行モデル。量産車の製造に関して、関係者からは、熊本地震の影響はさほど大きくないと聞いている。ネイションズの前に量産車の発表があるかもしれないし、MXGPの開幕当初、ガイザーが新型のデビューを匂わす動画を発表したことからも、シーズン中に実車を投入する計画があるのかもしれないが、日本のエース成田がホンダの最先端技術を世界でアピールするのだとしたら、それも大きな楽しみだ。
平田の辞退に関しては、時間を置かず、別の意味で大きなニュースになる気配がある。
※本日(7月21日)ヤマハより「本人の都合により誠に残念ではありますが、本大会は欠場することになりました」とのリリースが届きました。
写真は8月13~14日にロシアのオリョーノクで開催されるジュニアワールドMXに参戦する中島、岸両選手。アメリカで活動する下田丈選手もここに加わる。また8月27~28日にオランダ・アッセンで行われるMXGP併催のウィメンズMX世界選手権最終戦には、畑尾樹瑠がスポット参戦する。畑尾を受け入れるのはMonster Energy Kawasaki MX2 Racing Team。これもすごいプロジェクトだ。
相変わらずほうほうの体で、全てをカバーし一緒に駆け抜ける元気も予算もないが、可能な限りフォローできたらと思う。今年もまたアツい季節がやって来る。
