ジャパン・スーパークロス復活開催へ有志が一致団結

実現すれば20年振りとなるジャパン・スーパークロス開催に向けての計画発表と意見交換を目的とした「2018Japan Supercross開催に向けての有志の集い」が、9日都内渋谷区のレンタル会議室FORUM8で行われた。
このミーティングには、スーパークロスの本場アメリカから、かつてのトップライダーで現在テレビ放映のコメンテーターを務める親日家のジム・ホーリー氏や元全日本モトクロスチャンピオンの鈴木忠男氏、鈴木秀明氏、福本敏夫氏、東福寺保雄氏を始め、82年に弘楽園球場で開催された第1回からジャパン・スーパークロスの運営や報道に携わってきたレース関係者、専門誌編集長など約40名が出席。モトクロス界だけではなく、低迷する二輪業界全体へのカンフル剤としてぜひとも実現させたいと熱い意見を交わした。

冒頭、実行委員会代表世話人の一人である山下和男氏が「20年もの間遠ざかってしまったが、もう一度二輪業界をを盛り上げるためにもみなさんの力をお借りして実現させたい。」と挨拶。続いて出席者全員が自己紹介と開催への期待や意見を述べ、最後にもう一人の代表世話人である市川秀世氏が「来年の10月開催が理想。会場は現在、可能性を含め様々な施設と交渉を行っている。ファンに喜んでもらえることを第一に、本場アメリカからどんなライダーを呼べばいいか、ジムさんを交え検討を始めたところ。ぜひともモトクロス、モータースポーツ関係者みんなの力を集約して実現させたい。」と締めくくった。

ジャパン・スーパークロスは1982年に第1回大会が当時の後楽園球場で開催され、以降90年代後半まで、京都皇子山球場や神奈川の川崎球場、兵庫の阪急西宮スタジアム、東京の神宮球場や福岡の福岡ドームなどに舞台を移しながら毎年のように開催されてきた。しかし97年の千葉マリンスタジアム、阪急西宮スタジアムの後、98~99年に大坂城ホールで行われたアリーナクロスを最後にその火は途絶え、以来一部ファンの間で根強い待望論が続いていた。

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