【提言】モトクロスの事故防止について

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みなさんすでにご存じの通り、2016 MFJ 全日本モトクロス選手権シリーズ第2戦 関東大会のIB Openクラス第1ヒートで、山田 仁選手が死亡する事故が発生しました。

埼玉新聞
http://www.saitama-np.co.jp/news/2016/04/18/02.html
YAHOOニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160417-00010007-saitama-l11

原因や対策は、いずれMFJが発表してくれるものと信じておりますが、事故防止のために関係者が情報を共有することが何より重要だと考え、ひとまず、ライダーたちの提言をまとめておきます。新たな情報や参考意見があれば追記します。

IB #15 根岸瑞生選手
https://www.facebook.com/mizuki.negishi.77/posts/776167169151463
IB #5 松本直人選手
https://www.facebook.com/naoto.matsumoto.1447/posts/464964427043265
IA2 #113 田中雅己選手
https://www.facebook.com/masami.tanaka.3939/posts/788640494605486
IB 
阿部大輝選手
https://www.facebook.com/daiki.abe.9022/posts/583723831802059

今回、最も問題になっている黄旗に関してですが、MFJの規則書には
黄旗(静止) 危険予告・減速
黄旗(振動) 危険予告・徐行、停止準備、安全確認、追い越し禁止
との表記があります。そもそも徐行という言葉の意味が曖昧で、運転免許の講習を受けた人なら、「直ちに停止できる速度」だと理解していると思うんですが、実際にはライダー各自の勝手な判断になっているのではないでしょうか。すくなくともタイヤが地面から離れて、ブレーキがかからない状況、つまりジャンプはありえません。
クラッシュ直後の混乱、オフィシャルの位置、提示のタイミング、問題はたくさんあると思いますが、まずはルールを理解し、遵守すること、それがなければスポーツではなくなってしまうと思うんです。関係者みなんで再考するきっかけにしなければならないと思って、発言させていただきました。

2016/04/30 追記:出典をみつけるのに手間取ってしまったんですが、ココ(P25 5-c) にありました。FIMのライディングギア(装備)に関するルールです。
c) Equipment and protective clothing
This equipment includes but is not limited to: boots, gloves, jerseys,pants and an unmodified,commercially available full upper body protection (front and back).
Gloves must be worn at the start of each practice, qualification, sighting lap or race.
※インクルーズするけど制限はされないって表現と、グローブだけ、走行時必ず身につけることって別に書いてる意味が木田の英語力ではイマイチ理解できなかったのですが(どなたかご教示ください)、ブーツ、グローブ、ジャージ、パンツと同様に市販された前後プロテクション効果のあるガードを装着しなさいってことですよね?
実は今年タイGP取材に行ったときに、プロテクターの着用が義務化されたみたいよっていう話を聞いて、そんな重要なルール規定がなぜ日本に波及しないのかなって不思議に思っていたのでした。いろいろ検索すると、’14年イタリア・マッジョーラGPでのJ.ローランツのクラッシュとそれに伴う怪我がきっかけになったみたいですね。MFJはもっともっとこういう情報を発信してくれたらいいのにと思いました。

2016/05/12 追記:MFJからイエローフラッグに関する規則改定のリリース(PDF)が出ました。

2016/05/14 追記:規則改定について、全日本第3戦中国大会の会場で、MFJモトクロス委員の方に質問しました。「事故の詳細は調査が続いておりまだ発表できる段階ではないが、事故の再発防止のためにも、要因のひとつと考えられる黄旗ルールに関しての周知、徹底を優先することが大事だという判断で改定を行った。」とのこと。以上、お伝えします。


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