20 JMX Rd.6 KANTO

LMXクラスでチャンピオンに輝いた川井麻央選手。今季開幕戦となった8月のSUGOで、予選からいきなり好調を見せつけた。ただしこの時、ラップタイムでは追い上げを強いられたゼッケン1本田七海が川井を上回る。迎えた決勝、スタートでは本田が先行するが、すぐに川井が本田をパス。そこからは懸命に追う本田を川井が徐々に突き放す展開。ラップタイムで本田が川井を上回れたのは8周中僅かに1周のみ。ベストラップも川井が上回った。正に圧勝だった。川井は10月のSUGOで更なる独走を見せ自身初の2連勝をマークした。急な登りが多くSUGOはパワーに優る4ストCRFに有利と言われるが、平坦ハイスピードで本田が最も得意としてきたHSR九州でも川井の強さは揺るがない。迎えた最終戦オフロードヴィレッジは川井にとって地元でのレース。全勝優勝のプレッシャーもあったはずだが「スタート前の緊張感が大好き」だという川井は、最後に意地を見せたい本田との壮絶なバトルを制して「カッコ良く決めたい」というレース前の抱負を実行して見せた。
「中3のときオフヴィで初優勝して、それから勝てなかった自分を変えなきゃと思ってシーズンオフはとにかく乗り込みました。そしたらコロナで開幕が遅れて、でも自分にとっては更に乗り込む時間ができたのでそれもラッキーでした。」高校3年生になった川井は、就職も進学も考えていないという。「モトクロスだけに集中してもっと上を目指したい。」力強く見据えた視線の先にはウィメンズ世界選手権への参戦がある。


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