HYPER MXINGメンバーコンテンツ「2018シーズンを前に思う。」

2018シーズンのゼッケンが発表になった。昨シーズン、ひたすら堅実にチャンピオンを獲りにいった山本。2013、2014年は成田、昨シーズンは山本の後塵を拝する結果となった小方。開幕レースで通算150Vに王手をかけ、最後まで記録更新に執念を見せるもあと一勝が遠かったエース成田。IA2クラスでは、渡辺と古賀がハンドルバーを交錯させるように組み合い、渡辺が栄冠に輝いた。連破、初タイトル、巻き返し、新たなチャレンジ…。それぞれがそれぞれの新たな目標を据えて、2018シーズンがスタートする。

シーズン終了と同時に引退の報告をくれたライダーもいる。情熱、生活の全てをこのスポーツに注ぎ込んで、次のステップに移行する決意をしたのなら、それは称賛に値する。その一方で、自らの不祥事で身を引いた平田。残念すぎるスキャンダルは、影響は彼個人に留まらずチームにも及ぶはずだ。いち早く販社主体のチームに移行したカワサキ。スズキがワークス活動の休止を表明し、ヤマハがそれに続くようなことになれば、純然たるワークスチームはホンダだけになる。当然パドックの配置、勢力図も大きく変わるに違いない。

パラダイムシフト、時代の急激な変化を衰退ではなくチャンスに捉えることができるかどうか。このスポーツの将来は、そこにかかっているように思う。全日本モトクロスにとって、2018シーズンはかつて経験したことのない険しいコンディションになると予想する。どのラインで、どんなテクニックで乗り切るか、ライダーのみならず関係者、ファン、全体の力が問われることになる。

お父さんが子供にルールやマナーを教え、怪我のリスクに対峙しながらスキルアップする。モトクロスというスポーツの素晴らしさを広く伝えることができれば、オートバイという文化は日本でももっと親しまれ、広まると思って取材、報道してきた。少子高齢や電動化など、全然別の次元で、この文化そのもの在り方が大きく変わっていくのかもしれない。それでもモトクロスの素晴らしさは決して変わらない。日本、世界の頂点をめざすチャレンジ、週末のファンライド。今年も大好きな泥の道を、時に滑ったり転んだりしながら歩もうと思う。

2018シーズンも、可能な限り全力で頑張ります。どうぞよろしくお願いします。

※真っ黒けな写真は17最終戦MFJ-GP @ SUGO。懸命に渡辺を追う古賀のバックショットです。この直後にカメラが壊れ、アガリを見て泣きました(笑)。でも、自分的には17シーズン1番の写真かなと思ってます。


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