MFJ MOTO AWARDS 2016
全日本選手権ランキング表彰式「MFJ MOTO AWARDS 2016」は12月17日に東京大手町の日経ホールで行われ、モトクロスではV11チャンピオン成田 亮を筆頭に16シーズンのタイトルホルダーとなったIA2の能塚智寛、IBの大倉由揮、LMXの中野洋子らの他、チャイルドクロスのエリアチャンピオンを含めた18名が出席。全員に認定証とメダルが授与された。
冒頭、大島裕志MFJ会長の挨拶では、モトクロスに関して成田の11回の記録。熱田らの引退に対して若手の台頭に期待する。関東大会で亡くなった山田選手へのお悔やみなどが述べられたものの、若手の育成や強化策などの具体案への言及はなかった。
その一方で、三原じゅん子参議院議員がトライアル・デ・ナシオンで2位入賞を果たした藤波、小川、黒山3選手(藤波選手はビデオレターで登場)に「自由民主党モータースポーツ振興議員連盟会長杯」を授与。その際の、日本は諸外国に比べてモータースポーツ文化が根付いていないというスピーチがなかなか鋭くて冴えていた。ちなみにこの賞、同連盟からの提案ではなく、チャンピオンの小川選手らが今回の成績をアピールしたいと懸命に働きかけて実現したとのこと。
正直、演出についてもうちょっとどうにかならないもんなのかなぁと思いました。全体押せ押せで、進行の司会者が「はい席にお戻りください。」と急かすもんだから壇上の受賞ライダーもそわそわしちゃうし、風間深志さんがプロデュースする東北復興ツーリングは素晴らしい企画だと思うけど、フォトコンテスト等の表彰には違和感を感じました。それよりも各カテゴリーのチャンピオンにスピーチしてもらった方が、招待されたファンも嬉しかったんじゃないかと思う。
今回、式の模様がネットでライブ配信されたんだけど、後から見ようと思ってもデータは残ってないんですね。チャンピオンインタビューだけでもアーカイブしてもらえたらと思いました。
以上、1年間お疲れさまでした。来年の体制等いろいろとニュースはあるんですが、それは発表され次第、順次お知らせしたいと思ってます。