The 2016 MXGP World Champion ” Tim Gajser “

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昨年MX2、そして今年MXGPと2年連続で世界チャンピオンのタイトルを獲得したティム・ガイザー。

連日ニュース、リリースがたくさん届いて、みなさんもご覧になってるとは思うんですが、ひとまずこちらにも彼の偉業を留めておこうかと思いました。

TIM GAJSER – BIOGRAPHY AND CAREER
Name and surname: Tim Gajser
Nationality: Slovenian
Date of birth (d/m/y): 08/09/1996
First GP raced: 2012, Grand Prix of Europe, Faenza, MX2
World Titles: 2
First World Title: 2015, MX2
GP wins: 12 (7 MXGP, 5 MX2)
First GP win: 2015, MXGP of Trentino, Pietramurata, MX2
Last GP win: 2016, FULLBACK MXGP of Lombardia – Italy, Mantova, MXGP
2016 position in the Championship: 1/MXGP, Honda Gariboldi

Honda’s back-to-back champions:
– Andre Malherbe – 1980, 1981 (500cc)
– Dave Thorpe – 1985, 1986 (500cc)
– Eric Geboers – 1987 (250cc), 1988 (500cc)
– Jean Michel Bayle – 1988 (125cc), 1989 (250cc)
– Georges Jobe – 1991, 1992 (500cc)
– Greg Albertyn – 1992 (125cc), 1993 (250cc)
– Stefan Everts – 1996, 1997 (250cc)
– Fred Bolley – 1999, 2000 (250cc)
– Tim Gajser – 2015 (MX2), 2016 (MXGP)

How old were they when they took their first title?
– Graham Noyce – born 1955. 1979 (500cc) = 24 years of age
– Andre Malherbe – b.1956. 1980 (500cc) = 24
– Dave Thorpe – b.1962. 1985 (500cc) = 23
– Georges Jobe – b.1961. 1987 (500cc) = 26
– Eric Geboers – b. 1962. 1987 (250cc) = 25. 1988 (500cc) = 26
– Marcus Hansson – b.1969. 1994 (500cc) = 25
– Jean Michel Bayle – b.1 April 1969. 1988 (125cc) = 19. 1989 (250cc) = 20
– Trampas Parker – b.1967. 1991 (250cc) = 24
– Greg Albertyn – b.13 October 1973. 1992 (125cc) = 18 (23 August, Suzuka). 1993 (250cc) = 19 (8 August, Finland)
– Alessandro Puzar – b.1968. 1995 (125cc) = 27
– Stefan Everts – b.1972. 1996 (250cc) = 24
– Fred Bolley – b.1974. 1999 (250cc) = 25
– Tim Gajser – b.8 September 1996. 2015 (MX2) = 19 (20 September, Glen Helen). 2016 (MXGP) = 19 (3 September, Charlotte)

上記のプロフィールには2012年に世界選手権デビューとありますが、 実はこの年ガイザーはFIM MOTOCROSS 125 JUNIOR WORLD CHAMPIONSHIPで優勝。EMX 125 European Championshipでチャンピオンに輝き、スロベニア代表としてMXoN(MX2クラス12位)にも出場しています。ワールドジュニア、イタリア選手権、MXoN、EMXをサポートしたのはKTMだけど、GPのスポット参戦はMONSTER ENERGY YAMAHAからっていうのも面白い。それだけ注目の逸材だったんですよね。ちなみにずっと付けている#243は幼いころ亡くなったお兄ちゃんの誕生日だったりします。
2013年はKTM MARCHETTI RACINGからMX2に参戦しランキング20位。MXoNではB-Final2位のリザルトを残しています。ちなみに2012年のMXoNでは小島、竹中、小方の3人が、2013年は小島、小方、富田が一緒にレースをしています。
2014年からガイザーはHONDA GARIBOLDIとタッグを組むわけですが、この年のチームメイトは山本 鯨でした。
そして2015年MX2でタイトルを獲得。ハーリングス途中欠場のシーズンで、欠場前のハーリングスが14Win/22Hというリザルトを残しているのに対してガイザーはヒート優勝4回なので、ある意味ラッキーだと思ってしまったんですが、世界ではなかなか結果が出なかったCRF250Rを頂点に導いたことも評価されるべきだし、今年MXGPでは開幕戦カタールの1-1を皮切りに15回のヒート優勝をマークしていますからね。ベテランカイローリやフェーブル、ワークス本体であるHRCのポーラン、ボブリシェフを抑えて文句なしの圧勝と言っていいでしょう。

MXGP公式サイトのインタビューの最後には”He might also be asked to travel to Japan to end his season at the home of HRC.”なんて書かれてて、mightってところが????だけど、今年もSUGOに来てくれるのかなと期待が高まるのでした。去年J.マーティンと繰り広げた激バトルは強く記憶に残っているハズ。Hondaさん今年のMFJ-GPもぜひお願いします。でもって、ノンプレッシャーで行われるMXGP最終戦@グレンヘレン、来シーズンのハーリングスとの頂上対決も今から楽しみで仕方ないのでした。

写真はオランダ・アッセンのスタンド席に向う途中のところをお引き止めして取らせていただいたガイザー応援団ファミリー。「もう何年もこうやって応援してるんだぜ。」とお父さん。インタビューでガイザー自身も言ってますが、熱い応援あっての快挙なのです。

 


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