カンバン
今年もアツかったMXGP Thailand取材、その記憶の記録。
木曜日深夜、羽田発の直行便で出発。同行のY本さんに迎えに来てもらって空港へ。楽ちん。6~7時間のフライトでバンコクのスワンナプーム空港に到着。現地時間午前5時過ぎ。直行便はこれまた楽ちん。でもJAL033、機材古いし狭かった。行きは+1万円でプレミアムエコノミーいかがてすかと言われた。帰りは言われなかった。
空港でまずsimカードを購入。去年12月に購入してテストしたD25HW、これがタイでは普通に使えてとっても割安。299bahtで7日間使い放題。3Gだけどgoogl mapのナビやLINEやfacebookメッセンジャーでの通話など、快適にできました。
というわけで、WI-FI使えるようになったところで(といってもバンコクの空港はこれまたフツーにWI-FI使えます)、空港で合流予定のSさんを迎えにエアポートリンクの改札へ。先入りしてお友達とバンコク市内を観光していたというSさんとも無事合流。そのままレンタカーお受付に移動。そしたらとなりに青くてmなデカいやつ。GPライダーよね? って聞いたらヴァンフォビークでした。そんで彼らと一緒にレンタカー受け出しの駐車場まで行って、ところでヴァンフォビークってバンフォルベルクなの?ファンホビークなの?なんて話して、そしたらボクらに用意されたのは10人用のハイエースで、ナビ用にiPhoneセット(養生テープで貼っただけ)して出発。ちなみに今回乗用車じゃなくて、大きいの借りたのは、当初星野優位や星野 裕、それに植田翔太君の所属先のスタッフさんなんかが合流するかもっていうプランがあったから。で、ハイエースじゃなくて、ちょっと安いグランドハイエースをオーダーしたんだけど、実際にはグランドじゃないハイエースが用意されてたという顛末。
市内ちょっと渋滞して、あとは代り映えのないしない景色の中延々走って、3時間弱かかって会場へ。ナビの目的地を直接コースにしてしまって、1度ウェルカムオフィスまで戻ったけど、あっ、あとSさんのチケット受け取りのために正面ゲートまで案内してもらったりしたけど、無事到着できた。ことある毎にタイの人は親切で優しい。
金曜日、ダラダラと会場取材。山本 鯨選手、植田翔太選手と急遽参戦することになった安原 志選手にも会えた。カイローリとステファンとちょっとお話させていただいた。終わってホテルにチェックインしてアユタヤに移動。夕景の遺跡を観光して、MKでタイスキ食べて再びスパンブリーへ。コンビニでビール買って部屋飲みしてこの日は終了。
土曜日、ライダー関係者だらけのホテルで朝食食べてコースに出発。ホテルからコースまで小一時間。バンコクからだと2~3時間。練習走行、タイムアタック、予選取材。終わってホテルに戻って、地元のレストランで晩御飯。隣のテーブルにロンゴさん始めYouthstreemの首脳陣たちがいた。トゥクトゥクで行ったのでビールも飲めた。帰りはレストランのスタッフさんがクルマで送ってくれた。タイのみなさんはほんと親切で優しい。
日曜日、決勝取材。途中熱中症でフラフラになった。そうだ塩分が足りないんだと思って、出店見て回って、フライドポテト揚げてたお店で塩をもらった。バッチリ生き返った。いざというときのためにプレスルームに用意されたペットボトルにも塩を入れて、1本はミネラルウォーター、1本は即席スポーツドリンクにして持ち歩いた。塩入れすぎて海水くらいの濃度だったけど、体液もそんなよね? 交互に飲みながら午後のレースを取材した。そういえば去年も同じことしてたと思い出した。まるで学習してないです。来年あるなら、出発前にアジシオ持ったかと言ってくださいねとY本さんにお願いした。
レース終わってみんなとの挨拶もそこそこにバンコクに移動。sさんは帰りのヒコーキの関係で、先に会場を離れたので、タイエース・スーパーロングにY本さんちと3人。途中、ドンムアン空港近くのショッピングモールで、韓国料理の晩御飯。バンコクでコリアン。それは他のレストランが終わってたから。お店のお姉さんが超絶カワイかった。なぜかホコリまみれ、汗まみれの3人写真を撮られた。向こうが撮ったんだからこっちも撮れば良かったと今思った。ちょっとした韓流アイドルみたいなお姉さんでした。
10時過ぎてたかな。バンコクのホテルにチェックイン。去年みつけて、レンタカー借りるときはここが便利だなという安ホテルなんだけど、その後(どんだけ低予算で海外旅行できるかみたいな)テレビ番組で紹介されたせいか、お客さんは日本の若者でいっぱい。まぁ春休みだし。とか思っているうちに、バタン。
月曜日(予備日)Y本さんちのリクエストで、1時間ほど西にドライブして、エレファントライドにお付き合い。うはは。ワニvs人間のレスリングとか、ここたぶんテレビとかガイドブックで紹介されてるとこですね。木田一人ではまず行かない。Y本さんのおかげでトラの肉球にも触れた。グルグル怒ってた。そのあと、今度は木田が行きたかった海沿いのローカルレストランでお昼ご飯。ボクにはなかなかのロケーション。うしししし。オーダーしなかったけれど、蟹が有名なのかもしれない。帰り道、あちこちで売れらてた。でも高かった。ボクもカニカマで十分です。
夜、タイGP観戦に来ていたF本M勝君に会いに出かけて、ハダカ踊りのお店で軽く飲んで、12時頃ホテルに戻って、朝までレポート書いて、1時間ほど寝てホテルをチェックアウト。空港に7時ごろ着いて、レンタカー返却して、Sさんから無事帰国できたという連絡も届いて、木田の役目も終了。あっと言う間。でもレースはバトルがいっぱいあって見応え十分だったし、今年も楽しかった。
そうそう、コースサイドの看板が、観客席からはじゃまだろうなぁと思ったけど、あれは、TV放映が減ってみんなネットで見るようになったから、看板でかくしなきゃならなくなったんだろうなと途中で気付いた。羽田空港は大きな看板ないよね。あれ、そういえば成田にもない? 福岡とか千歳とかはあるよね。という看板の話。
総額いくらかかったかな? 往復のヒコーキ代が6万円弱でした。レンタカー代はボクが払って、Y本さんちには燃料代、高速代を出していただいた。トータル10万円はかかってない。それであのレースが見れた。行かないと見れない。JAL033のモニターみたいなYoutubeの動画では、何が起きていたのかなんて伝わらない。来年あるかどうかはまだわからない。あったら、もっとたくさんの人に見に行ってもらいたいと思う。せっかく足を運んでもカンバンが邪魔でレースが見れないんじゃ意味ないから、そこはトンチャイに伝えておきます。Youthstreem側の都合なんだろうけど、トンチャイならなんとかしてくれるハズ。