15JMX Rd.2 KANTO
散々…といってもいいだろう。これまで悪天候に苛まれることが多かった関東大会 @ オフロードヴィレッジ。今年も土曜日の未明までまとまった雨が降り続き、週が明けた月曜日も暴風雨。しかし大会期間中は土曜日がやや風の強い快晴、日曜日は雲が広がったものの穏やかな春の一日となる。毎晩遅くまで、重機を動かし、コースを維持管理してきたコースオーナーの福本さんやスタッフさんを見てきた。コースを取り囲むようにして観戦する大勢の観客の姿が、彼らの大きな喜びになったに違いない。
レースは、開幕戦を制した成田、竹中が失速。IA1は新井がパーフェクトで、IA2は岡野と富田が勝利した。連続するコンビネーションジャンプとウエーブストレート、ロングフープスからなるコースレイアウトが、手負いのライダーたちにとって大きな負荷となったことは容易に想像がつく。敢えて、おかげでと言ってしまおう。IA1は上位5人が5ポイント差の大乱戦状態。IA2もIBもLMXもまだまだ先の予測が出来ない状況だ。抜いて抜かれて抜き返して、レースの醍醐味はそれに尽きる。もちろんシーズンの面白さもそこにある。
約1カ月のインターバル。成田、竹中、能塚、大塚…、怪我を抱えた彼らの完全復調と、加減のない全力バトルに期待しよう。