ライディングNo.471その4
9戦でいいなら6戦でもいいんじゃないのか…。そう考えちゃうわけです。
F1やmotoGPやWMXやAMA SXが10何戦でシリーズ戦組んでるのは、「まだまだ発展させたいし増やせるよ。」という運営の意思表示だと思うんです。全日本モトクロスに関してはなんとか10戦を維持してきたのかも知れないけれど、仮にそうだとしたら、堰は切れちゃったわけで、9は7になり5になって最後はなくなっちゃうんじゃないかと危惧します。柔道だって水泳だってフィギアスケートだって、全日本選手権は年に1回しかやらないから、なんなら年一大会でもいいのかも知れない。
興行として発展させていくというモチベーションがなくなったら、そこにはもう衰退しか残らないんじゃないかなぁ…。北海道と九州は経費がかかるから止めようとか、名阪が1回になったんだから広島も1回でいいんじゃないとか、減らす、なくす方向に行きそうで不安です。それもこれも、委員会の議事録にどうやって普及発展させて行くかという指針が見えないからなんですよね。観客サービスを増やして多くのお客さんに来てもらうという案もないし、かと言って、参加費用を安くしてエントラントの減少を食い止めようという意見もない。
なんで、一体何をどうしたいのよ? って思っちゃうわけ。MFJって枠組みの主体がどこにあるのかもよくわからない。一度ちゃんと取材したいと思う。…って誰を(どこを)取材すればいいんだろ。