ゴッドファーザー
すでにMXing.comのBBSで紹介しているんですが、ドイツのジャーナリストが運営しているrealmx.comというサイトに、FMX界の大御所、マイク・メッツガーのインタビューが掲載されている。
とりあえず大御所と書いた。ちなみにゴッドファーザーというのが彼のニックネーム。もともとはプロのモトクロスライダーなのだが、レースリザルトよりもジャンプで有名になったライダーで、フリーライディングビデオでは常に主役だったし、FMXのムーブメントを築き上げたフリースタイライルの第一人者として誰もが認める存在だ。
ピアスにタトゥーがトレードマークで見かけはかなりヤバそうなのだが、日本にも度々来日していて、実際に会うと実にいいニイチャンだったりする。そんでもって、佐藤エーゴなんかに聞くと、すごく面倒見のいい性格で、みんなから尊敬(リスペクトっていうのかな)されてるらしい。
…とまぁ、ありきたりのことを書いてみたわけだけど、いわゆる見かけやそれ以前の雑誌の記事なんかを見たり読んだりして出来上がっていたイメージと、実際にはちょこっと会っただけなんだけど、そんとき感じた彼の人となりがなんだか結びつかなくて、正直なところ、イマイチしっくり来なかったんだよね。
でもって、今回のインタビューがその溜飲を下げてくれたというか、フフーンと思わせる内容だったので、ぜひみんなに読んでほしいと思ったわけなのです。こう書くとちょっと持ち上げすぎかもしれないけど、日本のFMXの第一人者である佐藤エーゴにも、このズレというか、ギャップというか、フォーカシングが当てはまると思います。
外見で人を判断しちゃいけないってよく言われてることだし、外見で判断されたらボクなんてホント立場ないんだけど、大事なのは中身だし、やっぱ人間、筋の通った生き方しなきゃいけないなぁと思った次第。かく言うボクは、ここ1カ月ほと、実にタコかクラゲな生活を送ってます。せめてイカ程度にならなければ…。