18JMX Rd.8 KINKI

直前に近畿地方を縦断した台風21号、前日前夜と断続的に降り続いた雨、何よりも8月末に行われる予定だった第7戦中国大会がキャンセルされたこと。 2018 MFJ全日本モトクロス選手権シリーズ 第8戦近畿大会、シーズンのクライマックスへと続く重要な一戦は、数々の難題をライダーや関係者に押しつけていた。
晴れれば豪快なアクセルワークが見どころになるハイスピードサンドの名阪だが、雨の影響で水分を多量に含んだ山砂は、走行ラインを限定。いわゆる1本ラインで追い抜きがし難い状況となった。また、コースの何カ所かにスタックポイントが発生、同時にラインの底にはあちこち岩盤が露出したため、追突や転倒が多い、文字通りの荒れた展開となる。
スタートを決めることとミスを置かさないことが勝利の絶対条件となった。それはどんな条件だろうが勝負の鉄則ではあるが、波瀾が多ければそこにチャンスも生まれる。IB Open西の初総合V、IA2横澤のヒート初V、浅井の初総合V、大城、手操の初表彰台…。結果、サバイバルバトルが数々のドラマを演出した。
モトクロスは本来、2ヒート制の総合力が試される競い合うスポーツだ。ヒート毎の表彰式から総合表彰になったことに批判的な意見を度々耳にしたが、今回こそはその判断が間違いではなかったと多くのファンの目に届いたハズだ。
シーズンは最終戦MFJ-GPを残すのみ。最終戦を待たずにタイトルを決めたIB Openの岸に続き、そこでIA1、IA2、LMXの3クラスで今シーズンの真の勝者が誕生する。


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