ゼロハチ

全日本モトクロス選手権。
どうすれば盛り上げることができるかなと日々考えています。
ヨーロッパやアメリカやタイみたいに、プロスポーツとして、興行として成立させることは出来ないかな…と。
現状はどうなんだと言えば、観客の入場料ではなく、参加選手のエントリーフィーが収益のもっもと重要な位置を占めてるみたいで、結果、とにかくいろんなクラスを盛り込んでエントラントを増やそう、と言う発想になっているんだと思う。いわゆるそこら辺の草レースとまったく発想が変わらない。「みたい」とか「思う」とか推測が多いのは、この辺の実情が詳らかにされてないからです。で、これも推測だけど、実際にはエントラントやライセンス人口が減り続けて、運営の採算が取れなくなっている。その右肩下がりなムードが蔓延しちゃってるのが今の全日本だと思う。
その結果、今終わったレースの表彰式の最中に次のレースがスタートして、勝利者インタビューの声がかき消されちゃたりしてるわけです。ライダーがスポンサーやファンへの謝辞を延べても、実際にはそれが届かない。運営はタイムスケジュールを消化することにひたすら躍起になり、当然、観客へのサービスはないがしろにされてしまう。
クラスを増やすのはいいと思う。でも、もうちょっとというか、根本的にというか、大会全体のプログラムを考え直して欲しいと思う。
たとえば、IBクラスはいっそ選抜制にしちゃってはどうか。東北大会だったら、東北選手権に参戦してランキング上位に付けたライダーが優先的に出場できるようにする。たとえば10台。あとの20台は、東北ブロック以外のライダーを受け入れて、予選で絞り込む。決勝も土曜日。そうすれば地方選も再活性化されないかな。同じように、ミニモトクラスとか、ジュニアとかノービスとかNAとかミニモト(85or150)、50も土曜日にやればいい。
これってつまりAMAのアマチュアレースをお手本にした発想なんだけど、土曜日はアマチュアデーでIBの決勝をメインに持ってくるわけ。そんで、日曜日は午前中IAの予選。午後IAの決勝4レース。あとレディスとチャイルド。
時間をたっぷりとって、入念にコースをメインテナンスして、トップカテゴリーならではの最高のレースを演出する。AMAがよく(必ず)やるように、コースレイアウトを変えるのもいいかも。SUGOなら大坂、広島だったらラムソンジャンプは日曜日しか使わないとか。
お客さんはどっちがいいんだろ。ギチギチに詰め込んだ今のスケジュールに満足してるのかしら。満足してたら観客は増えるハズ。元々正式な数値を発表してないからこのあたりがまたまた判然としない。主催者はしれっと観客数を1万何千人なんて発表してるけど、あれは絶対に嘘だと思う。嘘はいけない。前から何度も言い続けて来たけど、有料入場者数を正確に発表してほしい。ゲート管理にリストバンドを使用すれば難しくないと思う。なんでそうしないんだろ。実数を発表するのがイヤだから? ブース展開しているメーカーやショップ、スポンサーへの体裁が悪いから? 観客数を操作するのって、ある意味詐欺なんじゃないの。昨今話題の日付偽装の問題は、実はそれでお腹壊したって人のハナシ聞いたことないから、直接的な実害がないっちゃないけど、観客数概ね1万人と聞いて、その数のノベルティ用意してきたら、大半残ってしまった…なんていうのは明らかな実害。やっぱ嘘はいけないと思う。
ついでに模擬タイスケ書いてみます。
土曜日
午前
アマチュアクラス練習
アマチュアクラス予選

アマチュアクラス決勝
午後
プロクラス練習
日曜日
午前
プロクラス練習
チャイルド練習
レディス練習
プロクラス予選

エキシビション
チャイルド決勝
レディス決勝
プロクラス決勝H1
プロクラス決勝H2
以上、こんな感じ。


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