ライディングNo.471

こんなに沢山の議題を話し合ってるんだ…という驚きが第一印象。ライディングNo.471に掲載された「2011年度第1回モトクロス委員会の議事録についてです。たぶん思ったことあり過ぎて1回じゃ書けないので、何回かに分けて書くと思う。確実にクダを撒くし、ある程度考えをまとめるために書くことになると思うので、お読みいただくのは勝手だし批判や意見はありがたくお受けするけど、いつぞやみたいに「アイツに仕事出すな」なんてのは勘弁ね。
色々話し合ってるのに、何のための会議だったか、目的というかテーマがまるで書いてない。へんな会議。それが全部読み終えた後に思ったこと。目的のない話し合いって、会議として意味なくない?
中程に「暫定ランキングトップ選手のゼッケンカラーについて」という項目があって、おやっ? って思いました。これ、意見書に書いたっけかな? と思ったもんで。あとで聞いたら、どうやらサトケンさんが意見提出してくれたらしい。そういえばパドックで思い付きを伝えたんだな。要はWMXやAMAで再使用している暫定ランキングトップのライダーにスペシャルゼッケンを付けてはどうかってことなんだけど、日本のIA1は元々赤ゼッケンだから、やるとしたら金色かね…なんてことを話した記憶が…。WGPの表彰式でレッドプレート掲げるのカッコいいなぁと思ってたんで、ほんとただそれだけの思い付き。でも、WMXやAMAがやってることだから、観客にアピールするにはいいんじゃないかと思った次第。そんなに予算かからないだろうし。したっけ、「アピール度があまり高くない。」とバッサリ言われてしまったしまったらしい。一応継続検討って書いてあるから、今後採用される可能性は残ってるのかな。それにしても、「アピール度があまりない。」って言った委員のセンスはどうなのよ。元々はツールドフランスのマイヨジョーヌだと思うんだよね。あれ、カッコいいもん。それをモトクロスが真似したんだろうけど、シリーズ戦の中で「よし、ついにやったぜ!!」って表彰台で高々とゼッケンプレートを掲げるシーンはやたらカッコいいのよね。選手にとっては達成感やモチベーションになるだろうし、観客へのアピール度がなかったらWGPもAMAのオーガナイザーもやらんだろ。ないのはアピール度じゃなくて、委員のセンスだと思った。
あとね、もっと驚愕だったのが、来季9戦てさらっと書かれていたこと。なんとか10戦キープ出来ないかという意見は出なかったのだろうか。書いてないから出なかったんだろうなぁ。それくらい全日本が儲からないイベントだってことなんだろうか。全日本の将来を左右する委員が雁首揃えて、この事態をしょうがないと納得したんだとしたら、目茶苦茶残念。もともと委員っていうのは、運営してる事務局とかの人ではないのかな。それともある程度シンクロしてて、儲け出ないし、これ以上やっても無駄だわって判断したってことなんだろうか。2戦から1戦になる近畿大会だって、傍で見てるとスタッフさんはそれこそ一生懸命に頑張ってくれてて、きっと止むに止まれずの苦汁の決断なんだと想像するんだけど、記録にはそういう無念さが微塵もないんだよね。
で、長らく悶々と考えてたら、勝手にこんなシーンを連想した。委員にはメーカーの代表者もいるらしいから、その委員は会社でいつも「モータースポーツの予算をもっと削減しろ。」って言われてるわけ。予算削れって言ったって、各社(各部署)はものすごく努力していて、もうこれ以上削りようがないくらい削ってるんだと思う。となると、もうレースを止めるしかない。さすがに完全に止めるのはマズいだろって言うんで、じゃぁ、何戦か減らそうと。もしそうだとしたら、来年は9戦だけど再来年は北海道と九州止めて、数年後には年5~6戦になるのかも知れない。実際ロードがそんな感じだもんね。
そこまで考えたらなんだか腹が立ってきて、いっそ全日本なんて一遍全部止めちまって、MFJも1回解散して、ライダーのユニオンでも作って、年1回の全日本オープンモトクロスからやり直したらどうだろうと思うに至った。柔道だって剣道だって体操だって全日本選手権10回もやってないもんね。プロ化(興行)がダメでシリーズ戦組めないのなら、それもありなんじゃないかってね。オープンだからゴルフのプロアマみたいにワークスが出たっていいわけ。ワークスはワークスだけで勝負してもらって、でも、アマチュアなのにワークス破ったアイツすげぇな感じになるわけ。それって盛り上がらないかな。
実は浅間ってそうだったんじゃないかとふと思って、でもそれは検証が必要だし、ますます考えが分裂しそうなので、とりあえず一旦終わります。


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