やっぱ和太鼓だろう

ネットオークションで落としたPCの支払いをどうしようか考えてたら、残高ゼロかマイナスがユージュアリなみずほの残高にちょっと神風が吹きました(笑)。で、つい勢いが出てしまいビッグカメラへと赴く。まっ、基本的に宵越しの銭は持ってないタイプなので、金があろうがなかろうが、欲しいものがあれば買うときは買うし買えないときは買えないことに変わりはないんだけど、とにかくこういうときは有楽町のビックカメラだ。
あれこれ見た。新品70-200 2.8Lは全然無理だ。いわんや20Dおや。寄生虫Macのペーパーアップ(…とは言わないか。とにかく見本)があったけど、まだ正体がつかめない。iPod shufflは本日入荷分売り切れだった。で、細々とデスク周辺のサプライ品をあさってたら、途中何階か忘れたけどオーディオ売り場を通って、はっと思い出したね。SONYがノイズキャンセリングヘッドホンを発売したじゃん。
お目当てのイヤプラグタイプはレジの後ろにぶら下がってた。思わず買ったね。去年の秋、渡辺 学が愛用しているBOSEの超高級ヘッドホンを聞かせてもらって、ちょっとヨダレ出てたのだ。生まれてこの方よくてサポート、大半はプライベートライターなので4万は出せないが、8000円なら出せる。神風吹いたし(笑)。
なんだそれという方に説明するとですね、いわゆる音楽を聞くためのヘッドホンなのです。難しいことはワカリマセン。そこいら辺の雑音と同じ周波数の音を出すんだか引くんだかして、耳を理論上の無音にしてしまうというヘッドホンなんだそうです。
マナブのを聞かせてもらったとき、まず思ったのが、ヒコーキ乗るときいいだろうなぁ…でした。エコノミーシートに20時間以上缶詰にされるとき、そりゃビールだのワインだのオリーブの酢漬けだの、真横になれるなんちゃってビジネスシートだのいろいろ欲しいものはあるんですが、1番欲しいのはし~んとした時間なんじゃないかと常々思ってたわけです。したっけ、このヘッドホン、ちゃんとヒコーキ用のアダプターが付いてんだよね。さすがSONYさん分かってらっしゃる。
でも年に何度かしか乗らない国際線エコノミーシートだけじゃ清水の手すりは高すぎて、「そうだ、長男現君が勉強するときにも貸して上げたら集中できるんじゃないか」とか「全日本の会場で速報打つとき、プレスルーム(タウンエース)の雑音(ディーゼル音)からも開放されるじゃん」とかいろいろ理屈をオマケして、神風を背にえいやっと飛んだのでした。
いやぁ、いいわ。今もiTuneでドイツのダチ公からもらってきたダルードだのタイで沖さっちゃんと番長に頼まれて急遽作ったエミネムだのぶりとにーすぴあーずだの聞いてんですけどね。うししししだわ。
ずいぶん前から、全日本のMC音響をなんとかしてほしいと訴えてきた。61年生まれのボクは、レコードだのソノシートのシーシーツーツーいう音も知ってるけど、初代ウォークマン世代でもあるのだ(ビンボーで買えなかったけどね)。フツーに音楽はいい音で聞きたい。…っていうか、安っぽい音やクオリティの低い音源は聞きたくない。で、思ったね。世界選手権SUGOはヨーロッパの世界選手権並にコンサート用の黒箱スピーカーの山をおっ立ててハードトランスをズンズカするか、和太鼓の生演奏を進行のBGにして欲しい。能登の御陣乗太鼓でも佐渡の鬼太鼓でも宮城のひとめぼれ太鼓でもなんでもいいです。ドンドンドンドン…ドコドコドコドコ…ドドドドドドド…という大太鼓の重低音に導かれて、ズドドドドドと4ストマシンがコースインしていったら、レースはいやが上にも盛り上がるんではないかと思うのだ。ズーンズーン。


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